イトヤが行っている床施工は
別物とお考えください。
塗装工事(とそう)と塗布(とふ)工事の違いを簡単にご説明いたします。
まず施工方法の違いですが、塗装工事は一般的にローラー施工になり、塗布工事は金コテ施工になります。
ウレタン塗装のローラー施工は塗膜厚が0.5mm~1.5mmが限界と思われますが金コテ施工の場合当社では平均6mm厚を確保し強度な床面を実現しております。
重量のある機器もしくは人の動線が多くすり減ってしまいがちな床面を長い期間お使い頂ける施工を行っております。
メリットとしては多くありますが施工工事費が塗装工事と比べ高額にはなってしまいます。
しかしご説明したように耐久性が断然違い、薄く表面だけ塗った工事では環境によりますが1年前後ではがれてしまいがちですが塗布工事では8年前後持つと言われております。
※8年前後は保証期間ではありません
イトヤでは、使用している床材として「水性硬質ウレタン」と「メタクリル樹脂系モルタル」の2種をおおむね使用しますが、主に水性硬質ウレタン施工を多く施工しております。理由としては、層が1層な為強靭な床ができる事と施工時に無臭と言う事です。
水性硬質ウレタンとはポリウエア・ポリウレタン・コンクリートの長所を併せ持つ床材です。アスファルトと似ていて骨材に樹脂等を混ぜ固まるような材料になります。
当社の使用しているミルクリートも多くの種類・施工方法はあるのですが、MMZ工法を施工しております。標準の水性硬質ウレタンは骨材と樹脂に隙間があり凹凸を大きくし、防滑性に特化しております。その性質により水分や油分等を、吸い込みやすい性質があり汚れがいったん入ってしまうと落とせなく清掃性に欠けます。
MMZ工法は樹脂量を多くし隙間をなくすと共に、耐久性及び耐熱性・耐薬品性などはそのままで清掃性も上がる材料になります。
MM工法は、樹脂が入らない隙間を作り、水・油等を逃がし 靴の接地面を増やす為 高防滑性を生み出す。
MMZ工法は、防滑性が多少落ちるが、十分な防滑性を保ちつつ 汚れを入れず、耐汚染性を上げている。
床のカラーは下記の7色からお選びいただけます。
また、厨房内のエリアによって色分けすることも可能です。